事業再構築補助金について! 第6回公募要領の概要!

補助金・助成金

公募要領(第6回)

公募期間:令和4年3月28日(月) ~ 令和4年6月30日(木)18:00まで(厳守)

◎補助対象経費の見直し
① 「建物費」については、原則、改修の場合に限ることとし、新築の場合には、一定の制限を
  設ける。
② 「研修費」については、補助対象経費総額の1/3を上限とする。
③ 補助事業実施期間内に工場の改修等を完了して貸工場から退去することを条件に、貸工場の
  賃借料についても補助対象経費として認める。なお、一時移転に係る費用(貸工場の賃借料、
  貸工場への移転費等)は補助対象経費総額の1/2を上限とする。

通常枠

大規模賃金引上枠

◎ 多くの従業員を雇用しながら、継続的な賃金引上げに取り組むとともに、従業員を増やして
  生産性を向上させる中小企業等を対象とした「大規模賃金引上枠」により、最大1億円まで
  支援します。
 ・通常枠の申請要件を満たし、かつ以下の①及び②を満たすこと
  ① 補助事業実施期間の終了時点を含む事業年度から3~5年の事業計画期間終了までの間、
   事業場内最低賃金を年額45円以上の水準で引き上げること
  ② 補助事業実施期間の終了時点を含む事業年度から3~5年の事業計画期間終了までの間、
   従業員数を年率平均1.5%以上(初年度は1.0%以上)増員させるこ
◎ 「大規模賃金引上枠」で不採択となったとしても、「通常枠」で再審査します。

回復・再生応援枠

◎ 引き続き業況が厳しい事業者や事業再生に取り組む事業者を対象として「回復・再生応援枠」を
  設け、補助率を引き上げます。
 ・通常枠の申請要件を満たし、かつ以下の①又は②のどちらかを満たすこと
  ① 2021年10月以降のいずれかの月の売上高が対2020年又は2019年同月比で30%以上減少して
   いること
  ② 中小企業活性化協議会(旧:中小企業再生支援協議会)等から支援を受け再生計画等を策定
   していること
◎ 「回復・再生応援枠」では、事業再構築指針の要件について、主要な設備の変更を求めません。
◎ 「回復・再生応援枠」で不採択となったとしても、加点の上、「通常枠」で再審査します。

最低賃金枠

◎ 最低賃金の引上げの影響を受け、その原資の確保が困難な特に業況の厳しい中小企業等を対象
  とした「最低賃金枠」を設け、補助率を引き上げます。
 ・通常枠の申請要件を満たし、かつ以下の①及び②を満たすこと
  ① 2020年10月から2021年6月までの間で、3か月以上最低賃金+30円以内で雇用している
   従業員が全従業員数の10%以上いること
  ② 2020年4月以降のいずれかの月の売上高が対前年又は前々年の同月比で30%以上減少して
   いること
◎ 「最低賃金枠」は、加点措置を行い、回復・再生応援枠に比べて採択率において優遇されます。

グリーン成長枠

◎ グリーン分野での事業再構築を通じて高い成長を目指す事業者を対象に、「グリーン成長枠」
  を設け、補助上限額を最大1.5億円まで引き上げます。
◎ 「グリーン成長枠」では、売上高10%減少要件を課しません。
◎ 事業再構築補助金では、1事業者につき支援を受けることが出来る回数は1回に限られますが、
  グリーン成長枠については、特例的に、過去支援を受けたことがある事業者も再度申請する
  ことを可能とし、採択された場合には支援を受けることが出来ることとします。
◎ 但し、支援を受けることができる回数は2回を上限とします。

出所:令和二年度第三次補正・令和三年度補正 事業再構築補助金 公募要領(第6回)、事業再構築補助金の概要(中小企業等事業再構築促進事業)7.0版、事業の再構築に挑戦する皆様へ